あなたは「見せ方」と「魅せ方」の違いを意識したことはありますか?
写メ日記やSNSを駆使して理想のお客様と出会うために、この二つの違いを知っている必要があります。
そして、自分で自分自身や自分の価値をを伝えていく必要があるキャストにとって、セルフブランディング=「魅せる」意識はとても大切!
売れている人は必ず自分の「魅せ方」を知っています。
「見せる」と「魅せる」の違い
「見せる」は、客観的「事実を伝える」こと。
「魅せる」とは、「魅了する」「魅力が伝わる」こと。
ビジネスにおいて「見せる」が、自分のことや自分のサービスについての事実を客観的に伝えるイメージだとしたら。
「魅せる」は「見せる」よりも、もっと内面だったり、深い部分が伝わって、お客様の心を掴むイメージです。
例えば、想いや得意なこと、ビジョンや世界観(価値観)・感情、指名したらどんな時間を過ごせるか…など。
自然体で愛されて売れるためには、「自分をよく知ること」から始めることをおすすめしていますが、それは、「魅せる」ためには、自己理解が必須だからです。
なぜ「魅せる」が大事?
人は感情の生き物なので、感情が動かないと行動をしようとしません。
そして、感情を揺さぶるのは、想いや感情です。
ノウハウや知識やスキルだけで勝負しようと思っても、よっぽどの第一人者だとか権威性がないと、あっという間に凌駕されてしまいます。
どういった資格を持ってる、どういう経歴を持っている..etc. といった部分 、つまりは「見せ方」で勝負をかけるのは、正直なところかなりハード。
混沌とした競争に巻き込まれてしまい、なかなか売れない…、一時的に人気が出たとしても継続して本指名を呼ぶのは難しい…という状況に陥ります。
でも、売れる人は「自分をどう魅せるか?」つまりは、自分の想いや内面的な部分をどうやって伝えるか?で勝負をかけます。
「魅せ方」や「ブランディング」というと、どんなデザインにする?見た目をどう整える?など、表面的な部分をイメージする方もいらっしゃいますが…
実は、そういったパッと見た目の部分というのも、深い部分があってこそ。
自分の想いや価値観やビジョンなど、深い部分を、どうやって視覚的にも伝わりやすくするか?ということから始まるので、実はすごく深い話。
・中身をより伝わりやすく、わかりやすくするために、どうラッピングする?
・空っぽの空き箱を良さげに見せるためにどうラッピングする?
明らかに、この二つは全然違うのです。
だからこそ、「魅せ方が上手い人」=自分の考えや想い・ビジョンなどを伝えて、共感を得たり、憧れの気持ちを自然と抱かせてしまう人。
お客様に「あなたがいい!」「あなたが好き!」と言わせてしまう。
つまり「あなたでいいや」→「あなたがいい」に持っていくことができれば勝ちです。
それが、「魅せる力」です。
「魅せる」ためにどうしたらいい?
では、「魅せる」ためにどうしたらいい??ということなのですが、お客様が求めているであろうことを理解し文章や動画で訴求していくことになります。
さらに文章を少し工夫して書き加えることです。
でも、簡単に意識できることでシェアをするとしたら…
・自分と過ごすことでどういう時間を過ごせるのか
→元気がないときに元気が出る、一緒にいたらポジティブになれる、誰よりもお客様のことを考えた接客にするetc
・どんな距離感での接客なのか
→絶妙な距離感で初めての感じがしない、敬語と普通の言葉が混ざっていて親近感がわくetc
・接客では何を大切にしているのか
→どんなことしたいのか必ず確認する、事後の時間も大切にする、緊張を解くために最初の会話から盛り上げるetc
いかに、詳しく自分なりの言葉で書いていけるかが大切になってきます
さらに、言葉の変換も大事で
・「今日楽しかったね」 →「今日あっという間の時間だったね」
・「会いたいな」 →「会えたら今の3倍頑張れる」
・「できない」「苦手」 →「少し苦手だから手伝って?」
・「わかんない」 →「知らないから教えて欲しいな」
文章に、少し工夫を加えることで男心を揺さぶれます。
常に、「自分なりの」を意識することがひとつの方法です。
例えば、何かを学んだとしても。
学んだ事実を自分なりに咀嚼し、捉え直したり工夫してみたりして、自分の言葉で伝えてみる。
こうすることで、あなたでなくては伝えられないものと変わります。
あとは、自分の強みや魅力を知って、どう伝えていくのか?を考えてみる。
どういうふうに自分を伝えると、お客様の感情が動くのか?
「会いたい」と思っていただけるのか??
それを考えてみることで、自分のどこをどう伝えていくといいのか?は見えてくると思います。
この時に、今の自分と大きく乖離させないことも大事です。
一致感や一貫性というのも信用には大きな部分。
発信ではとっても素敵に演出していたのに、いざ実際に会ってみたら「あれ!?」なんてのは、一番印象悪いこと。
まとめ
これから出会うお客様、出会ったお客様を「魅せる」ことができると、オンリーワンな魅力で愛されて、どんどん好きになってもらうことができ、ファンという状態になっていただけます。
どうしてもあなたがいい!と言っていただく状況を作るための一歩目は、自分自身のことをよくよく知っていくことから。
「苦手….」「めんどくさいー!」と言う方は多いですが、手を抜かずに、取り組んでいければ必ず結果は出ます。